山海 満也
アルスホーム株式会社
代表取締役社長
山海 満也

世話を焼く

  • 社長メッセージ
最終更新日:2021.07.10

皆さんこんにちは。

来週あたりに梅雨明けしそうな予報となっています。
今年も猛暑になるのでしょうか?暑がりの私にとって夏は悩ましい季節です。

さて、「悩ましい」といえば、プライベートにおいて
観葉植物の世話に悩まされています。

ウィークデーに住んでいるマンションに置いてある観葉植物については
未だにそれぞれに相応しい置き場所や水やりのタイミングが把握できておらず、
昨年購入したアラレアは結局ダメにしてしまいました。

観葉植物とはいえ、ダメになると気分が落ち込み喪失感を感じます。


観葉植物を育てる上でのコツは、日照、水やり、湿度や通風など
それぞれの固有の植物に適した環境を与えなければなりません。

私の場合は水の遣り過ぎで失敗するケースが多いです。

葉が下を向いたり、水切れの影響で葉っぱが黄色くなったり落葉すると
慌てて多めの水を与えてしまい根腐れを起こしてダメになります。

また、どうしても冬場は暖房によって部屋が乾燥するのと、今の家は暖かいので、
一般論で言われる「冬は水やりは不要」という
原則は通じず、
冬場の水やり判断も難しいものになります。



あと、もう一つ難しいのが日照管理です。

よく「日陰で育てる品種」がありますが、ほとんどの場合は直射日光を嫌う
という意味であり、薄暗いところで育つという
ことではありません。

普段居住しているマンションは南向きですが、ベランダが深いため
3月から10月ごろまでは室内には太陽光が入射しません。

従って、窓から距離のあるところに置いてある植物は日照不足となりやすく、
元気がなくなったり徒長気味になりやすいので注意が必要です。

そのため、毎朝窓際に植物を集めて柔らかな間接光に当てるようにしています。



そして夕方になるとそれぞれの「観賞用ポジション」に
移動させて眺めています。

我が家は子供が大きくなり、自分の意思と手段選択で
行動するようになり「世話を焼く」ことが少なくなってきました。

その代わりと言っては何ですが、「世話を焼く」対象が今は観葉植物になっており、
「世話を焼く」というのはもしかしたら人間において普遍的に備わっている性質の
一つではないかと思うこの頃です。

そんな観葉植物の世話ですが、手間暇は掛かりますが
室内に潤いと美しい安らぎを与えてくれます。

また、しっかりと美しい葉っぱを広げる姿を見ると
自分も
溌剌と元気をもらえている気になります。


面倒なことを敬遠し、簡単便利が常識となっている世の中ですが、
自分の暮らしへの愛着まで箸折ってはなりません。

それは、人間であれ、植物であれ、何であれ、愛情を持って
接する時間を持つことでしか得ることができません。

皆さんはいかがですか?

何か一生懸命に「世話を焼く」対象があるというのは
実はとても幸せなことなんだと思います。