山海 満也
アルスホーム株式会社
代表取締役社長
山海 満也

学びの視点

  • 社長メッセージ
最終更新日:2020.02.29

皆さんこんにちは。

世間は、新型肺炎への対応で混乱しています。
我々アルスホームにおいても、様々な対応がなされています。

特に小さいお子様をお持ちの家庭では、ウィルスへの対応も
さることながら、保育や通学などの対応に苦慮されていると思います。

さて、今回は視点を変えて、現在進行している問題を
角度を変えて考えてみたいと思います。

起きていることを受けとめ、現実への対応が急務であることは
事実です。しかし、それだけで充分でしょうか?

私は、すべての起きることには「意味」があると考えるようにしています。

それでは、今回の新型肺炎の出来事にはどんな「意味」があるのでしょうか?

個人的には、危機管理のあり方、ITを活用した仕事の仕組みの整備等々、
今回の出来事を機に新たな課題を考える機会になっています。

つまりは、学ぶという視点で今回のことを捉え直すと、
実は、とても有意義な試練でもあるのだと考える事ができます。

現実への対応は困難を極め、大変ではありますが、それと同時に
「今、何をこの試練から学ぶべきか?」と自問自答することは
とても重要なことだと思います。

我々個人が生活し、仕事をしていく日常にも同じ事が言えます。

面倒なことやトラブル、人間関係のもつれなど様々なアクシデントが
発生しますが、大事なのは学びの視点で出来事を振り返ることです。

そうすることによって、アクシデントから学び、自分の気づきや
成長に結びつける事ができます。

自身を取り巻く諸事情への対応に追われるのみで過ごすのと、
同時にその「意味」を確認しながら過ごすのとでは、成長という
点ではとても大きな差につながります。

一喜一憂せず、良きことも悪きことも「学びの視点」を
忘れず、未来に向かう前向きな知見に置き換えて蓄えていきたいものです。

そういう思考習慣が身につくと、「起きることはすべて良き事」
という心境で、心乱さず、感謝の気持ちで物事に処する事が
できるようになります。


(AIが進化しても直観力までは及びません。人間のみに備わる学びの力です)


「今、何をこの試練から学ぶべきか?」


自身へのこの問いを習慣付けましょう。