難しい時代
- 社長メッセージ
最終更新日:2025.11.08
皆さんこんにちは。
北日本新聞に掲載された
貴乃花光司さんのインタビューを紹介します。

道を極めるとは、なんと厳しいものかを考えさせられます。
簡単に事は成し得ないというのは今も通じる道理です。
また、最近聞いたフレーズ。
「ワークライフバランスという言葉を捨てます」
「働いて働いて働いて参ります」
高市総理の就任演説において語られ、近年の労働施策との関連から
多くの賛否が沸き起こりました。
先のお二人の言葉から読み取れるのは、
一意専心とも言える世界です。
全ての時間、全ての思考、全ての修練を
その道に捧げるという決意が伺えます。
私の場合も、過去を振り返ると先の二人の足元にも及びませんが、
20代は仕事に没頭しました。
その徒手空拳で必死にもがいた時期があったからこそ、
今の自分の職能が養われたと確信しています。
しかし、時代は移り変わり、働く人に優しい時代になりました。
事を成し得るには一心不乱に取り組むという経験が必要です。
しかし、働く環境の変化から
そうした経験を積むことが難しくなってきています。
今を生きる若者がどうやって事を成し得るのか?
教える人も教わる人も悩まなければならない
二律背反の難題です。
難しい時代になりました。