今にしてわかる
- 会長メッセージ
最終更新日:2025.09.08
誰もが言われたことのある言葉ではないでしょうか。
欲しいものを欲しいといったら、親にたしなめられる。
幼心に、なぜ言うことを聞いてくれないのだろう
という気持ちだったはずです。
しかし、そのときの親の心をわかるのは、ずっと先のこと。
我が子に、同じ言葉を投げかけたときに
ようやく、あのときの親の気持ちがわかるのだと思いました。
子どもの言うとおりにしたい、でもそれを繰り返すとためにならない。
そんな揺れ動く親の気持ちに触れることが
本文の言う、本物の「ごちそう」なのでしょう。
子を想う親の気持ちと、その気持ちを受けとめる子どもの想いの
両方をわかるようになったときにうまれるのです。
そして、さらには
「自分は果たして本物のごちそうを子どもたちに提供できたのか」
という反省の念が、本文を読み解いた後によぎったのでした。