こころを届ける
- 会長メッセージ
最終更新日:2025.08.25
阪神淡路大震災のとき
経営者の集まりからボランティア活動に向かいました。
被害にあわなかった自分たちが
できることをしようという気持ちからの行動でした。
被災状況は想像を超え、用意していったものを
多くの方々へと届けるのが精いっぱいでした。
するとそこへ、励ましの声が返ってきたのです。
帰路につく頃、身体はヘトヘトでした。
でも、なぜか元気をもらったような
すがすがしい気持ちがうまれていました。
何かを届けようという私たちの気持ちと
支援してほしいという被災された人たちの気持ちが一つになり
お互いの「ありがとう」という言葉に表れたのでしょう。
現地で経験した「深い相互依存」は
わたしたちの「内なる平穏」となって、心を満たしてくれたのです。