正々堂々
- 社長メッセージ
最終更新日:2025.07.05
皆さんこんにちは。
今回は座右の銘と言うほどではありませんが、
私が好きな言葉を取り上げたいと思います。
それは「正々堂々」と言う言葉です。
話は変わりますが、このところ毎日のように
政治家や芸能人の不祥事について取り上げられています。
例えば、学歴詐称が問題となっている某市長。
記者からの問いかけに言葉巧みに話すのですが、
問いかけの答えになっていなかったり、
何を話しているのかすら判りません。
不祥事を起こす者に通底するやましさがあるのでしょう。
やましさを隠し、ボロを出さないようにとする意識が強いがあまりに
話の軸線まで見えなくなっています。
反対に不祥事絡みにも関わらず好印象だったのが、
TOKIOの松岡さんでした。
話す言葉は実直で、問いに対する答えが端的です。
そこには、胸のうちにあるものを全て
そのまま話しているという清潔感を強く感じました。
この二人の大きな違いの根底にあるものは何か?
それは、矮小な何かに囚われているか否かの違いです。
未熟な人は矮小なものに囚われてしまい、
自分が滑稽な姿を晒していることに気付かないのです。
反対に、成熟した人は自らにある矮小なものを
速やかに手放すとともに、腹を括ることができます。
人生においてアクシデントは誰にでも起こります。
そうした時の処し方にその人の本質が露わになります。
大人として成熟し、正しい価値観を自らの内に育てて
正々堂々とした潔い姿でありたいものです。