心掛け-その2
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
前回に引き続き、普段心掛けていることにについて記します。
今回取り上げるのは「常に良い解釈に努めること」です。
普段生活をしていてさまざまなことがあります。
客観的に見れば、それぞれの出来事は「事実」です。
ただ、事実は一つであっても
人によって受け止め方はさまざまなものになります。
従って、我々の知覚の仕方は人それぞれの傾向や癖が出ます。
この知覚の仕方の傾向や癖を自分で理解し、
より良い受け止め方ができるようになるか否かによって
人生の質は大きく変わります。
例えを挙げてみます。
他人から厳しく注意されたとします。
「否定された。嫌な人だな」と受け止める人もいるでしょう。
反対に「気づいていないことを教えてくれた。感謝しなければ。」
と受け止める人もいるでしょう。
まさに事実は一つ、解釈はそれぞれです。
先の例によると、どちらの人生の質が上がるのかは自明の理です。
人それぞれさまざまな出来事がありますが、俯瞰して見れば
そう大きく変わるものではないという見方もできます。
ただ、受け止め方の癖、つまりは解釈の質に大きな差があるので
結果として成長や人生の質に大きな差が生まれるのです。
ちなみに、この解釈の仕方は訓練によって
良い解釈ができるように変えることができます。
加えていつから始めても遅いということはなく、
今すぐに取り組むことができます。
具体的なトレーニングとしては、さまざまな出来事を
ノートに整理して記してみるのが良いでしょう。
その際に次の手順で整理します。
①.起きた客観的事実は何か?
②.その事実に対して自分はどう感じたのか?
その結果どういう行動を選択したのか?
<①と②のプロセスで客観と主観の分離を行います>
③.②で生まれた感情は客観的事実をどう受け止めたからなのか?
④.選択した行動は最適だったか?
⑤.本来どう受け止めて、どのような行動を選択すべきだったか?
こうした振り返りを繰り返していくと、
解釈の質が飛躍的に向上します。
解釈の質の向上は、仕事や人間関係全てに
飛躍的な質の向上をもたらします。
そして、常に未来的で前向きな思考習慣へと導いてくれます。
「常に良い解釈の仕方に努めること」
心掛け-その2として紹介させていただきました。
参考にしてみてください。