山海 満也
アルスホーム株式会社
代表取締役社長
山海 満也

心掛け-その2

  • 社長メッセージ
最終更新日:2025.06.21

皆さんこんにちは。

前回に引き続き、普段心掛けていることにについて記します。

今回取り上げるのは「常に良い解釈に努めること」です。

普段生活をしていてさまざまなことがあります。

客観的に見れば、それぞれの出来事は「事実」です。

ただ、事実は一つであっても
人によって受け止め方はさまざまなものになります。

従って、我々の知覚の仕方は人それぞれの傾向や癖が出ます。

この知覚の仕方の傾向や癖を自分で理解し、
より良い受け止め方ができるようになるか否かによって
人生の質は大きく変わります。

例えを挙げてみます。

他人から厳しく注意されたとします。

「否定された。嫌な人だな」と受け止める人もいるでしょう。

反対に「気づいていないことを教えてくれた。感謝しなければ。」
と受け止める人もいるでしょう。

まさに事実は一つ、解釈はそれぞれです。

先の例によると、どちらの人生の質が上がるのかは自明の理です。

人それぞれさまざまな出来事がありますが、俯瞰して見れば
そう大きく変わるものではないという見方もできます。

ただ、受け止め方の癖、つまりは解釈の質に大きな差があるので
結果として成長や人生の質に大きな差が生まれるのです。

ちなみに、この解釈の仕方は訓練によって
良い解釈ができるように変えることができます。

加えていつから始めても遅いということはなく、
今すぐに取り組むことができます。

具体的なトレーニングとしては、さまざまな出来事を
ノートに整理して記してみるのが良いでしょう。

その際に次の手順で整理します。

①.起きた客観的事実は何か?

②.その事実に対して自分はどう感じたのか?
その結果どういう行動を選択したのか?

<①と②のプロセスで客観と主観の分離を行います>

③.②で生まれた感情は客観的事実をどう受け止めたからなのか?

④.選択した行動は最適だったか?

⑤.本来どう受け止めて、どのような行動を選択すべきだったか?

こうした振り返りを繰り返していくと、
解釈の質が飛躍的に向上します。

解釈の質の向上は、仕事や人間関係全てに
飛躍的な質の向上をもたらします。

そして、常に未来的で前向きな思考習慣へと導いてくれます。


「常に良い解釈の仕方に努めること」

心掛け-その2として紹介させていただきました。

参考にしてみてください。