新たな地平を切り開いた
かの国の先達（せんだつ）は
いったい何を見つめて第一歩を踏みだしたのか。

世の若手社員から「身近にロールモデルがいない」という言葉がでる
と耳にすることがあります。

現実はそうなのだろうと思いますし
不安になるのも、まったくその通りと思います。
悩み多き世代の真実です。

他方、自分の行く先は、自分が決めなければならない
という現実が、厳然とあるのもまた真実です。

自分を導くべきは誰なのか。

いつの時点でも、どんな立場でも、どんな役割であっても
常に問われますし、本来は、ここに答えがあるはずです。

「見ようとしない者は、何を見ればよいかわからない」
だから
「見ることができないものには、なることができない」
これが、本文の問いの本質だと読み解きました。

リード・ザ・セルフ

「その背中越しに見つめ」ることができるか否かの岐路（きろ）は
自らの内にあると思うのです。