山海 満也
アルスホーム株式会社
代表取締役社長
山海 満也

不思議な再会

  • 社長メッセージ
最終更新日:2025.05.24

皆さんこんにちは。

今回は、不思議な巡り合わせについて記します。

私も早いもので、社会人となってから30年以上が経過しました。

その間にたくさんの人と出会いました。

カウントはしていませんが、仕事関係だけでも
名刺交換した人は二千人以上でしょうか?

そして、それらの出会いは二つに分類できます。

会う頻度が多く顔と名前を完全に覚える人と、
一度限りで記憶が薄れていく人の二つです。

しかし、30年以上仕事をしていると
後者の一度限りのグループの人の中でも
不思議な再会をすることがあります。

先日も、とある会合でそういった再会がありました。

簡単に経緯を申しますと、彼との最初の出会いは
互いに22歳の時に、就職セミナーのスピーカーとして
登壇したことがきっかけでした。

彼はマスコミの社員で、とても清潔感があり知的な印象でした。

出会いはその一回限りだったのですが、
彼の名前はなぜか私の記憶にしっかりと残りました。

それから10年以上の月日が経過し、偶然の再会を果たします。

当時、私は企画部門でマーケティングの仕事をしていました。

広告の企画を検討する中で、彼は支局の営業として
代理店経由で参加することとなりました。

最初の出会いからあっという間に10年以上が経過し、
互いに活躍している姿を見て喜んだことを覚えています。

それ以後彼と仕事をする機会はなく、
2回目の出会いから20年以上の時を経て現在に至ります。

そして今回。彼は事業局長として活躍しており、
その会合の責任者を務めていたのです。

恐らく推察するに、彼は参加者名簿を事前に確認し
私が参加するのを知っていたのだと思います。

受付に申し出るとすかさず「お久しぶりです」と
待っていたかのように挨拶がありました。

今回でわずか3度目の出会いなのですが、
互いの成長を実感する機会となりました。

実は、こうした不思議な再会はそう多くはありません。

また、そうした不思議な再会の共通項には
第一印象が非常に良いということに加えて
お互いの成長という要素があります。

想像するに、どちらかがその要素を満たしていないと、
そうした再会の場が生まれにくいものと推察します。

仕事をする中で不思議な再会はとても嬉しいものですし、
立派に成長した相手を見ると
自分もまた頑張ろうというエネルギーが湧いてきます。

またどこかであるかもしれない不思議な再会を楽しみにつつ、
日々誠実に努力して参ります。