組織の重心
- 会長メッセージ
最終更新日:2025.05.18
コーポレートガバナンスをふりかえる機会がありました。
創業当時は、私がガバナンス。
突き詰めたい家づくりがあり、その実現を推進力にしていました。
つまりは、すべて自分が決めるということを是としていたのです。
ところが、事業や社員数がある一定を超えたところで
突然、限界が立ちはだかりました。
主役交代。
組織の重心が社員にあることを教えられた瞬間でした。
さらには、ガバナンスの要諦(ようてい)が
コミュニケーションにあることも、身をもって学びました。
縦横無尽の忌憚(きたん)のない意思疎通のことです。
組織運営を
「オミコシのかつぎ手が交わす阿吽(あうん)の呼吸」
で維持することは、極めて難しい。
重心がどこにあるのか
そして、どのようにバランスをとらなければならないのか。
目算を怠り(おこたり)
一度ひっくり返ったオミコシを元に戻すのは
容易なことではないのです。