自分を識る
- 社長メッセージ
最終更新日:2025.04.26
皆さんこんにちは。
今回のテーマは「自己認識」です。
人生を善く生きていく上で、自分を識ることはとても重要です。
しかし、自分を識るということは
意外にも難しいことかも知れません。
案外、自分自身のことを「普通」と考えているのではないでしょうか?
私もその一人でした。
どれをとっても普通で、特異な性質は持ち合わせていないものと
長らく自己認識していました。
しかし、SPIなどの適性検査を受けると
結構な特異性があることが見えてきました。
私の場合は、「一人でいることを好む」
「じっくり考えることが好き」
「考えを表出しない」という特性が顕著です。
いわば、社会性が著しく乏しいタイプなのです。
しかも、標準偏差で言うところの3Σ(2%程度の発現率)ゾーンの
極端に強い特性を示しています。
この自分の特性を受け止め、自分なりに
積極的に発信することを心掛けるようにしています。
また、自分の努力だけでは限界があるので
仕事においては、自分の特性とは逆の人の協力を得るようにしています。
また、社員の適性データを俯瞰すると
当然のことながら一人一人全て異なっており
様々な特性があります。
理念や価値観を共有しつつ、一人一人の特性を活かし、
その多様性をバインドして競争力やイノベーションに
転化する取り組みが急務だと考えているところです。
物事の道理に沿うならば、色の数は多い方が
鮮やかな画を描くことができます。
一人一人が自分を識り、受容され、活かされる
色鮮やかな組織を目指してまいります。