問いを立てる
- 会長メッセージ
最終更新日:2025.04.20
仕事で直面する課題への解決策を示さねばならないとき
何らかの結論を出さなければならないときが
日常的にあります。
胸のうちを明かすと、
自分なりの判断基準は持っているつもりでも
出した答えが本当に正しいものかどうか
いつも、ゆらぎが入り交じります。
そんなときは、「自分に問いを立てる」を
心がけるようにしています。
「この考えは何に基づくものなのか」
「どんな判断から構築したのか」
「この結論は周囲の理解と合意を得られるのだろうか」
これを筆者は「アンテナ」と表現し、
本文では「疑う」と記しているのでしょう。
さらにつけ加えれば、自分を疑うことができるのは
自分を信じているからこそ、なのだとふりかえります。
自分を信じて、自分を疑う。
その繰り返しから、新たな解へたどりついた経験は
またひとつ一皮むけようとする、背中を押してくれるのです。