技術継承
- 会長メッセージ
最終更新日:2024.09.29
技術継承
熟練者が持っている、多くの経験から学び磨かれた技術や理論。
スキルとかノウハウとかと言われるものですね。
業界に限らず、1つの企業においても、
このようなスキルやノウハウの継承ってとっても大事だと思います。
このスキルやノウハウって、ある意味会社の宝物、なんですね。
自分だけの技術だから周りの人は目で盗め、
なんて昭和なことは今や通用しません。
どんな熟練者でも、自分が培ったその宝物は
後継者たちにどんどん受け継いでもらうことを
考えてもらいたいものです。
そしてその宝物をナレッジとして、
誰でも学ぶことができるようにしておくことは、
会社として重要な課題です。
熟練者が自分の宝物をきちんと継承しようと考えないと、
ナレッジは生まれませんから。
若い人が実際に体験していなくてもナレッジとして学んでおくことで、
実際の経験の中でそれは必ず活かされますし、
それを何度も経験するうちに、よりよいものを付加したり、
また新たなスキルやノウハウを生み出すことにもつながるはず。
熟練者の役割ってこういうところにあるのです。
熟練者の技術やノウハウの本質は、
時代が進んでも大きく変わることはありません。
もちろん熟練者はこれまで以上の高みを目指し、
さらにスキルを高めていきますから
若手との相乗効果でナレッジがより高度なものに
更新されていくのですね。
「仕事を通じて人を育てる」
アルスホームの企業理念の一節です。
今、改めてこの言葉の大切さを実感しているところです。