パートナーを持とう
- 社長メッセージ
皆さんこんにちは。
前回は、仕事で上手くいく素養として
「しつこさ」を挙げました。
今回は視点を変えて外的要因を取り上げます。
人は、自分一人で成長することは容易ではありません。
子供の頃は常に親のサポートがありますし、
学校においては学習という形で先生が成長を助けてくれます。
しかし、社会に出るとスタート時は先輩がいて手助けしてくれますが、
年齢を重ねるに連れて教えてくれる人が減ってきます。
教えてくれる人が減ってくると同時に
成長も止まる傾向が一般的に見受けられます。
従って、私は教えてくれる人すなわちパートナーは
自ら意識して持つべきものだと考えています。
それは会社の上司に留まりません。
例えば、貴方のことを良く知っている家族や友人、
仕事上の顧客でも構いません。
いずれにせよ、貴方のことを良く知っていて
忌憚なく為になる意見を言ってくれる人を
意識して持つことが重要です。
悩みのみならず自分が考えたことや感じたことを伝え、
第三者としてフィードバックをもらう事によって
多面的な理解ができるようになります。
何事も単視点では物事を正しく見極めることはできません。
一番避けたいのは、単視点で思考し
「自分は正しい」と思い込んでしまう事です。
私も元より自信家でしたが、パートナーからの意見を
謙虚に耳を傾けるようになってからは
自分の考えは一つの見方にすぎないと
考えることができるようになりました。
もっとストレートにいうと、自分には間違っている可能性がある
ということを常に意識できるようになりました。
何事も多面的に理解し、思い込みによる意思決定の間違いを防ぐ為にも
自分の中に多様性を育む必要があります。
その多様性を育む為にはパートナーの存在が重要です。
そして、何より忌憚のない意見をくれるパートナーは
貴方の成長を願っている応援団なのです。
パートナーを意識して持つように努め、良いフィードバックと
ポジティブなパワーを貰うようにしましょう。
良きパートナーの存在は成長において欠くべからざる要件です。