暮らしのインタビュー

【富山】お客様インタビュー|中庭からの心地よい光と風を愉しむ、洗練されたシンプルな住まい

[2022年5月記事作成]


2019年お引渡し|富山市|K様
中庭からの心地よい光と風を愉しむ、洗練されたシンプルな住まい



お子様の誕生をきっかけに、家づくりを考え始めたK様ご夫妻。
当時暮らしていたアパートではライフスタイルの変化に対応できないこと、家族が増えたとき手狭に感じたことが理由だった。


「妊娠していたこともあり、見学会は主人が一人で行くこともありました。」と奥様は当時を振り返る。
ご主人の住宅会社選びの基準は、自分たちが希望する暮らしを叶えてくれるかどうか。
具体的には、好きな家具や照明器具が空間に美しく映えるような、シンプルな家づくりができる住宅会社を探していた。


(リビングの天井高は3mと高めに設定しながら、サッシのサイズは抑えることでシンプルな壁面が際立つ空間デザイン)

(こだわりの家具の中はお子様の作品でいっぱい。お絵かきデスクにも早変わり。)

「富山市にある行きつけのインテリアショップに勤める知り合いから情報収集をすることが多かったですね。」とご主人。
ご主人のインテリアへのこだわりを知っているインテリアショップの知人から、アルスホームをおすすめされた。
アルスホームの簡素な空間デザインを実際の見学会でご確認いただき、インテリアへのこだわりを表現できると感じたという。
「私は主人に任せていました」と奥様はご主人の考えに寄り添う形で、家づくりを進めていった。


(アパートから使い続けているテレビボードが空間になじむようデザイン)



(空間を優しく演出するこだわりの照明。)

親族から譲り受ける土地で建替えの計画だったが、様々な手続きを経る必要がありご夫妻にとっては不安に感じることも多かったという。
「その土地で家づくりをしたいという想いはあったのですが、手続きがとにかく複雑で。当時はその手続きを自分たちですべて行わなければならないと考えていたので、そんなことが自分たちに本当にできるの?と不安でした」とご夫妻。
複数の申請、調査、手続き、司法書士さんに相談 行政への相談、補助金のことなど…子育て中のご夫妻にとっては大きな負担だった。
そんな時、アルスホームの営業担当の寺崎さんは、フットワーク軽くすぐに行動に移してくれたという。



「アルスホームを選んだのは、担当営業の寺崎さんの人となりが大きな決め手です。専門家との間に入って、様々な段取りや調査を行ってくれました。正直、ここまでしてくれる人はいない…と思いました。」
ここまで頼っていいのかと思ったときもありましたが、本当に助かりました。とご夫婦の寺崎さんへの信頼が見て取れる。
アルスホームがつくる住まいへの納得度と、営業担当への信頼によりアルスホームでの家づくりが本格的にスタートした。



設計士にまず依頼したのは、「中庭」を作ってほしいという事。
中庭はアウトドアができるようにという想いではなく、庭を眺めたり、カーテンを開け放して外の心地よさを室内に取り入れたりするためだった。
「住宅地でもカーテンを開け放して暮らせるのは気持ちがいいです。室内の雰囲気も外への拡がりを感じてとても良いです。」
中庭には手入れの行き届いた植栽が穏やかな風を受け優しく揺れている。外の豊かさを室内に取り入れた暮らしは、思った以上に居心地が良い。


室内に光が差し込み、こだわりのインテリアや、シンプルな空間に陰影をつけ、より上質な雰囲気を醸し出している。
「置きたいダイニングテーブルと照明のメーカーは設計当初から決まっていました。設計士の磯野さんにはあらかじめその想いを伝えて空間を作っていただきました。」とご主人。
アルスホームがプランを作成する前に行う「インタビュー」でその想いをお聞かせいただき、その後家づくり全体のプレゼンテーションを行った。
「こんな風になるんだ、という感動がありました。細かい修正はありましたが、これでお願いします!とすぐに思いましたね。」
要望した中庭の心地よさや家具のサイズ感にも配慮した空間設計とシンプルな設え。理想としたインテリアを愉しめる暮らしが実現すると感じたという。




「家事動線のこともしっかりと考えてくださいました。特にユーティリティスペースは共働きの私達にはなくてはならない空間です。」と奥様。
「また、キッチンが主張しすぎないようにしてくださいとお願いしました。それもインテリアの邪魔をしないようにという想いからでしたが、一方で、料理をしながら子供の様子も見たい、という妻の想いもありました。夫婦の要望をまとめて、今のキッチンの形にしていただいたことに満足しています。」とご主人。
インテリアを存分に愉しめる簡素な空間、家事のしやすさ、子育てへの考えなど、様々な要望を叶えることができたアルスホームの提案力に、ご満足いただけたようだ。


暮らしていて、好きな居場所はどこですか?という質問には「中庭が見えるダイニングですね」と奥様。
「朝ダイニングで食事をする際、自然と家族の目線が外に向かいます。その日の天気の話をしたり、庭の自然を眺めたりする時間が好きです。」
家族の話題も庭や自然、天気の話などに拡がり、コミュニケーションも増える。カーテンを日常的に開け放しているから出来る事だろう。


ご主人は、「太陽の日差しを強く感じたときに、簾代わりのロールスクリーンを下げるのですが、その空間がとても心地いいです。」と実際に再現していただいた。


お子様がソファでお昼寝をする時間、そっとロールスクリーンを下げて日差しを遮ると、室内の雰囲気がより落ち着きのあるものに変化する。
「このロールスクリーンに外部からの視線をカットする役割はありません。カーテンをコーディネートしていただくとき、囲い庭があるから外部からの視線を気にしなくてもいいという事を言っていただいて。それなら日差しを遮る役割として、ロールスクリーンをつけては?と、ご提案いただきました。」
建物の前方に位置する庭を壁で取り囲むことによって、外部からの視線に配慮した設計になっている。さらに植栽を配置することによって、よりプライバシーが確保された落ち着きのある空間となった。



「中庭とダイニングの間に軒下テラスを設けたことで、外をとても近くに感じます。作るときは金額もアップしましたが、作ってよかったと思っています。」とご夫妻。
「アウトドアとまではいかなくても、子供用のミニプールを出したり、シャボン玉で遊んだり。軒下テラスを家族空間の延長のように使えています。」


また、軒を深くしたことで、夏は太陽の日差しをしっかりと遮ってくれる。室内温度も高くならず、過ごしやすいとのこと。
「雨の日は窓ガラスが雨でぬれないことがいいですね。また、雨だれがテラスの向こうに落ちるのを眺めるのも落ち着きがある良い時間です。」
軒下テラスは中庭の自然を思う存分愉しむために必要な家族空間の一部となり、暮らしを外に拡げる重要な役割を果たしている。
「外との心地よいつながりがあるから、ずっと家に居ても苦になりませんでした。」と奥様の笑顔が印象的だった。



最後に、「入れたい家具を決めている方は、早い段階で設計士に想いを伝えることがとても大切だと感じました。我が家はテレビボードやダイニングテーブルのサイズをあらかじめ伝えていたことで、空間が家具で埋め尽くされるようなことなく、余白のある提案をしていただけました。他にも、将来的に置きたい家具や、取り付けたい照明器具のメーカーのことなど・・・後から電気工事をするのは大変なので。設計士の方とも相談することで、より満足のいく空間になったと思います。今は住みながら、家具や照明の配置を少しずつ変えたりしてインテリアを愉しんでいます。」と暮らしを愉しむ様子をお話しいただいた。ご主人は「良いものを永く大切に使っていきたい。私たちはそんな暮らしをしていきたい。」と価値観をこの家づくりで再認識されたようだった。
家づくりやインテリアなど、家族の暮らしに大きくかかわる部分を作り上げることは、今後自分たちがどのように生きていきたいか?というテーマと向き合う事と同じかもしれない。私達アルスホームが、K様の家づくりをお手伝いできたこと、とても光栄に思う。


(ご主人は趣味のカメラで暮らしのシーンを切り取る。)



(紙ねんどと木材で作ったご主人お手製の名作チェア。お子様へのおもちゃ作りから始まった工作はいつの間にかプロの腕前。)

[物件データ]建設地:富山県/敷地面積:75.00坪/建物面積:34.54坪/2019年完成