【福井】お客様インタビュー|家族空間がおおらかにつながる変幻自在の平屋
[2024年8月記事作成]
2022年お引渡し|福井県|H様
家族空間がおおらかにつながる変幻自在の平屋
H様ご家族がアルスホームの展示場に訪れたのは2021年のこと。当時は下のお子様が生まれたばかりだった。
「家づくりのきっかけは、家賃を払い続けるのがもったいなかったから。下の子が生まれたこともあって、賃貸で騒音に気を付けながら男の子を二人育てることに難しさも感じていました。」とご主人。子供にはのびのびと育ってほしい、という考えが軸となり、家づくりを本格的にスタート。住まいの展示場・家の森(福井市)では、様々な会社を見て回った。
「アルスホームに来場したのは偶然でした。せっかくだからいろんな会社を見たいねと夫婦で話していたところ、外観の雰囲気が良かったアルスホームに入ってみようということになって。」と奥様。「見学しながら、いい感じだね、と夫婦で気に入りました。」とご主人も当時を振り返る。
周辺環境に調和し、屋根の水平ラインが映える、美しさが感じられる外観デザイン。
アプローチに植えたクラピアが青々と成長している。
玄関ドアの横に透明なFIX窓を設置。外とのつながりが強調されている。
玄関を入ると、タイルや木質といった素材同士の調和がとれた、開放的な空間が目の前に広がる。
「家は箱」という家づくりの価値観
「ライフステージや住んでいる人に合わせて、『自由に変えていける家』が良い家、という考えがありました。だから家族空間が大きくつながった、暮らしに合わせて変化するシンプルな『箱のような家』が理想でした。」とご主人。
『家は箱』という考えと、『暮らす人の変化に合わせて家のカラーも変えられる仕掛け』を複数の住宅会社に要望し、それぞれの提案を受けることにしたH様ご夫妻。遊び心のある要望に対して、無駄な余白がないシンプルな間取りで応えたのがアルスホームだった。
「アルスホームは他の会社に比べると本物志向だなと思いました。少しでも安くしよう、という他社の提案とは違って、『せっかく家を建てるなら』と、シンプルな箱にいい素材を使って提案してくれたから。」とアルスホームに決めた理由を語ってくれた。
タイルは外のデッキテラスと同じ素材を採用。外へのつながりを心地よく感じながら、室内で自由に遊ぶ子供たち。
タイルは意匠性と清掃性にも優れている。裸足での肌触りも気持ちがいい。
冬場は薪ストーブだけで家全体が暖かくなるH様邸。薪ストーブの周りは、家族が自然と集う団欒の空間に。
吊鴨居と白い建具によって空間をほどよく仕切ることができる。建具は普段、壁に収納されている。
暮らしや来客などに合わせて壁を動かせるため、変幻自在に空間を愉しめる。
土地探しからのプラン提案
1年の期間を要した土地選び。ご主人のご実家近くという条件で、空き家も含めて様々な土地を検討した。最終的に決まったのは、知り合いからの紹介で知った約200坪の土地だった。「知り合いの紹介ということもあり、土地費用も抑えることができました。」とご主人。家づくりは予算のバランスも非常に大切なところ。土地費用を抑えることで、その分を住まいにかけることができる。
土地決定後、アルスホームが提案したのは平屋のプランだった。「年を取った後のことまで考えて家づくりをしたいと思っていました。当初は2階建てへの憧れもありましたが、老後のことを考えると平屋の方がいいと思います。それと、平屋は家族の声がよく聞こえるのがいいですね。」と奥様。
ライフステージや住んでいる人に合わせて『自由に変えていける家』を要望するH様にとって『平屋』はシンプルな箱としてその役割を果たし、また『老後も安心して暮らしたい』という奥様の想いにも沿うことができた。
ご夫妻で選んだというアイランドキッチン。空間全体を見渡せる位置に配置したことで、子供たちの様子もよくわかる。
キッチンのカラーはグレーを採用。リビングのタイルと色味を揃えたことで空間にまとまりがある。
洗面化粧台には、カリッサのシンクを採用。キッチンの天板と同素材のステンレスで揃えている。
奥様お気に入りのサイドボード。「年をとっても使いたいね」という思い入れのある家具を住まいの中心に。
来客時はアウトドアチェアを配置。思い思いに寛ぐことができる。
変化するからこそ、考えて行動できる子供に
リビングにソファは無く、アウトドアチェアが配置されているだけのこの自由な家族空間で、子供たちは元気に走り回って遊ぶことができる。だからこそ、子供たちには自ら考えて行動できるよう住まいに仕掛けを施していた。
「子供たちには自分で自分のものを管理する習慣を身に着けてほしい。私が子供のころ通っていた幼稚園では、自分のものは自分のロッカーで管理するという方針があって、それを参考にしています。実は私の母からも『おしたく箱』を渡されて、パジャマとかも全部その箱で管理するように言われていました。」と奥様。自分の子供たちにも同じように、自分で管理する習慣を身に着け、行動してほしいという願いから、リビングの壁面には大きな収納が設えられた。
家族から『軍隊ロッカー』という愛称で呼ばれるこの壁面収納は、ご主人、奥様、そして子供たち、といったゾーンに区分けされ、それぞれが自分で管理できるようになっている。
いずれは間仕切り壁も施工可能な子供部屋。しかし、間仕切り壁を施工するか、家具で仕切って自由に使うかは、子供たちの考え方次第だという。
変化を愉しみながら、大切に育んでいく暮らし
家を建ててみてわかったのは、『想像もしていなかったことが暮らしの中で起こる』ことだとH様は言う。「家づくりの段階ではわからないことが、住み始めると次々と出てきます。でも、私たちは変化することを前提で家を建てたので、それは良かったなと思います。」と家づくりを振り返る。
「暮らしていて感じるのは『家づくりには終わりがないんだな』ということ。変化に合わせて、自分たちで考えて、家具を買ったり、配置を変えたりするのが楽しいです。」と奥様。「家族の成長に合わせて家が変化するから、飽きることがありません。むやみに壁をつくらないことが大切ですね。」とご主人も満足そうにお話しいただいた。
家族と話しながら、ともに暮らしを愉しみ、育てるH様の日常は、アルスホームの住まいのテーマである「上質な日常」につながっている。これからも変化する暮らしを愉しみながら、H様の家づくりは進化していくのだろう。
アウトドアギアはリビング奥のクローゼットに。
サッシを開け放つと、外と一体化したような開放感がある。今後はバーベキューや水遊びなども楽しみたいとご主人。